今夜の記事はちょっとした覚悟をもって書きます。
あの日の朝練に参加した方々の中に当業務日報を読んでくださっている方々がいらっしゃることは存じております。
それを承知の上で、あの朝練中に僕が見た出来事を批判します。
批判するからと言って、あの朝練に参加した人全員が悪いと言いたいわけではありません。
むしろ大多数の方々がルールやマナーを重んじた行動がとれる方々だと思っています。
また、僕がこれから指摘する行為を行った少数の人物を攻撃する意図もございません。
「罪を憎んで人を憎まず。」
僕は他人の行動を批判するときには常にその心を忘れないようにありたいと願っています。
やってしまったことは巻き戻しが効かないし、もし当事者の方が批判を受けてその後の行動が改善されるのであれば、それはそれでいいんじゃない?ってね。
どうぞ、そのことをご理解いただいた上で記事をご覧ください。
4月2日の業務日報
この日はひとりのロードバイク仲間から誘われて、とある集まりの朝練に参加しました。
練習に使う場所は西神ニュータウンの周回コース・・・アップダウンもあれば長い平坦路もありと、なかなか走り応えのあるコースです。
そんなコースに集まるメンバーなのですが・・・走力的にヤバいらしい。。。
「ひょっとしたら途中で抜けて、一定ペースで走るかもしれませんが、それでもよろしいでしょうか?」
誘ってくれた仲間に途中離脱の可能性を伝えたのにはふたつの理由がありました。
ひとつはメンバーが強すぎて脚が合わないケースを考えての事。
高強度のトレインに混じって走る機会は貴重なのですが、その強度が強すぎて自分の脚に合わない場合は危険を招いてしまう可能性がありますからね・・・
ヤバそうだったら速攻で千切れるつもり満々でした。(←すでに気持ちで負けてるw)
もうひとつの理由はとあるウワサ話によるもの。
以前の記事でも少し話を出しましたが、西神ニュータウンのコースには速いけれどマナーの悪い集団が現れるというウワサ。
僕は以前から西神ニュータウンに住む同僚から、そういうマナーの悪い実例を聞かされていました。
ここ最近はそういう集団は見なくなったと聞いていたので大丈夫だろうとは思っていましたが、もし今回の朝練でそういう残念なシーンを目撃したら、これまた速攻で千切れる気満々でした。
で、ここからは朝練スタートに場面を飛ばします。
今回の朝練参加者は元々その集まりにいる方々と、僕が招集をかけた仲間が6:4くらいの比率での十数人でした。
元々その集まりにいるメンバーの中にも、この日が朝練初参加&集団走行も初めて、という方がいらっしゃいました。
初参加のメンバーが多いので、この朝練がどういう風な流れになるのか、ブリーフィング的なものでもあるのかと思いきや、「じゃあ流れで・・・」てな感じでいきなりスタートしました。
十数名のメンバーがいましたがトレインを区切る指示もなく、千切れたなりに走れということらしい・・・
おい、コレ大丈夫か!?
まあなんにも情報がないので不安ですよ。
僕が呼びかけて参加したメンバーの中に、1年ほど前にこの朝練に参加した経験を持つ仲間がいたので、その時はどんな様子だったかを聞いてみたのですが・・・
「ちょっと危険を感じましたね。 全員がアゲにアゲて収拾がつかない感じでしたから。」
むぅ・・・、これはちょっと後方で様子見してからの方が良いかもしれませんね。。。
で、周回コースに出て最初の信号交差点にて。
その交差点は左折する車が多く、やはり信号待ちの車列には左ウインカーを出している車が数台・・・
なのに朝練トレインはその車列の左側を停止線のちょっと先、最前列まですり抜けていきました。
あ・・・、これは配慮が足りてんへんヤツやorz
最悪、僕が信号待ちの車列の後ろでトレインを切ろうとしましたが、そこは僕の直前を走っていらっしゃった方が気付いてストップ。
そして青信号、トレインは左ウインカーを出している車の前で手を出して直進していきます。
いやいやw・・・それはハンドサインって言うよりはただむりやり押さえつけて進路妨害している感がするのですがorz
さらに後ろから後続のメンバーが続くので、左折車は戸惑ったように待つしかできない状況になっていました。
それも僕の前の方が先に左折車に行かせる配慮ある(というかルール通り?)行動をされていましたが・・・
すでにツッコミどころ満載の朝練列車。
このコースに出てすぐのこの信号待ちで早くも分断か?と思いきや、次の信号待ちでまたひとつにくっつくことになります。
そして交通量の少ない場所から高速巡航トレインが形成されました。
ここまでで既に僕の中の疑念は大きくなっていましたが、まだ確信が持てたわけじゃありません・・・
とりあえず、やや余裕を持った車間と車列から半身ずれた位置で安全を確保しながらトレインに参加しました。
途中、高強度練にありがちな突発的なアタックもかかりますが、それには一切反応せず淡々と脚を回し続けて、ふとメーターに目を落としてみれば40km/hを優に超える領域。
これはいいトレーニングになりそうです♪
その後はアタックもやみ、ようやくローテーションに秩序が現れ始め、動きが落ち着き始めました。
よしよし、いい感じ♪
僕も一度前を牽きましたが、常に300Wオーバーの出力が出ていてアカン感じですw
よしよし、いい感じ・・・(´º∀º`)ファー
10kmちょっとの周回コースを3周するとのことで、後半になったらさらにペースが上がるだろうし、どう見積もっても最後までトレインに残れる自信はありません。
そして先頭交代をして最後尾に移ったとき・・・その出来事は起こりました。
その時、僕はある光景を目にしました。
それを見た瞬間に、僕は脚を止めました。
その瞬間に、脚を止めなければいけないと思ったのです。
僕が見た光景、それは・・・
一般車両の後ろにぴったりくっついて、後方よりトレインを追い抜こうとするひとりの朝練参加者の姿。
しかも二車線あるうちの内側の車線を走る車の後ろにです!
「この間、車運転してたらロードバイクにピッタリ張り付かれて追い掛け回されたんやけど、なんなんあれ!?」
実はこれこそが、僕が以前から同僚より聞かされていたマナーの悪いロードバイク乗りが行っていた行為そのものでした。
同僚は恐怖しか感じなかったと言っていました。
張り付いた本人はペーサー練のつもりなのかもしれませんが、なんの関係もないドライバーが運転する車の真後ろに張り付いて走るなんて、安全の観点からもマナーの観点からも考えられません。
後ろから僕を朝練に誘ってくれた仲間が走ってきました。
「ゴメン、もう無理。 あの人たちとは一緒に走れん。 あんなことするんが一番キライやねん。」
その後、僕は高速トレインには加わらなかった他のメンバーと走ることを選びました。
練習強度はもちろん落ちますが、あのトレインに残り続けてあんなことをする人の仲間と思われるより100倍もマシです。
まあ、どっちにしろ千切れるのは時間の問題だったのでしょうけれどwww
「次の機会があっても参加しません。」
朝練から帰った後、facebookにおいて近所のロードバイク仲間に求められた朝練の感想を書くと、僕を誘ってくれた仲間からは申し訳なさそうなコメントが来ていました。
その仲間は僕を誘ってくれただけで全く悪くないので、逆に申し訳なくなっちゃったんですけどね。
その仲間によると、いつもはこんな感じではないそうなのです。
ひょっとしたら初参加メンバーが多くて舞い上がっていたのかもしれません。
事の真相は謎ですが・・・
でもね、初参加メンバーが多いからこそ、中には集団走行が初めてだという人がいたからこそ、強度なんかよりもっと大切なことを落とし込む練習会にするべきではなかったのでしょうか?
そしてその大切なことを蔑ろにするような行為は慎むべきだったのではないでしょうか?
そしてもうひとつ。
そういう行為を目の当たりにしたドライバーの立場に立てば、その一回の行為によってロードバイク乗りの印象は暗転してしまうのです。
まさかその時のドライバーを探し出して、「いやいや、いつもはちゃんとしているんですよーw 今回はたまたまなんですよーwww」なんて言えるわけありませんからねw
周りの目からすればその一瞬が全てになってしまうことがあることを肝に銘じておくべきです。
あの日、参加した朝練は強度的には誰が参加しても満足のいくものだったのでしょう。
でもね、すりぬけからの左折車の制止やドラフティング行為、あれはいけません。
もしあの車がパトカーだったらやってないでしょう?
絶対に後ろめたさがあるはずですから。(なかったら本気でヤバいw)
後ろめたい行為は最初からしなければいいんです。
もっと大らかだった一昔前ならああいう行為も許されていたのかもしれませんね。
でも今の時代にそんな行為は許されません。
いつまでもなあなあで黙認されているなんて思っちゃいけません。
時代は変わる、だからその時代に合わせて柔軟に変わっていかなければいけないことがあります。
あの朝練はたぶん昔から変わっていないんだと感じました。
時代遅れの練習会、そんなものはいらない。
以上、業務報告終了!
こんな記事書いてて楽しくないわー
4/8追記。
是非、次の記事も合わせてご覧下さい!
ブログ更新お疲れ様です(`・ω・´)ゞ
今回の記事は、書く方も大変だったと思いますが、自分を含めていろんな人に見てもらって、「自分はマナー守ってるし大丈夫」と思ってる人にも振り返って欲しいと思える様な内容でした。
住友さんをはじめ、色んなブロガーさんがマナーのような記事を上げることで、ローディ全体の意識が上がっていくといいと思います。
これからもブログ頑張ってください。楽しみにしています( ´罒`*)✧”
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ありがとうございます。
常に自分を顧みる。
人のふり見て我がふり直せ。
言葉にすると簡単なのですが、なかなか難しいですよね。
だから同じ方向を目指す仲間って重要だと思うんです。
人からの指摘や人の過ちを見て、初めて自分で気づけることって多いですからね。
今回の件は、僕にとってもいい勉強になりました。
堅苦しい話題ですが、逃げずに正面から向き合いつつ楽しみたいと思います♪
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冬はスノーボードをやって遊んだりするのですが、大勢でゲレンデのど真ん中でワーキャー座り込む人達、明らかに技術不足なのに危険な滑りをしてふざけてる人達などあげればキリがない程腹の立つ行為を目にする事が多いです。
スキーヤー等からスノーボーダーの悪印象が無くならないのは長い年月をかけて積み重なったスノーボーダーの振る舞いだと思っています。
ロードバイクについて知り合いと話をするときに、第一声はかなりの確率で
『あー、邪魔だよねー、あれ。』
と言われます。
魅力を話そうと思って話始めたものの……って感じですorz
自転車もスノーボードと同じで乗らない人達のイメージは良くない物にすでになっているように感じます。
せめて自分が乗る時は『いかに良い印象を与えられるように振る舞えるか』を最大のテーマに、それが当たり前になるように努力したいです。
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僕が気を付けていることはシンプルで『相手の立場に立ったらどう動いてほしいか』を考えてそれができる状況であれば実践するですね。
「渡りに船」って言葉があるじゃないですか。
あれってとても気持ちいいんですよね。
例えば「あー、もうちょっと端っこ寄ってくれたら追い抜けるのになー」って相手が思っているときに、スッと寄ってあげる。
すると相手は「分かってるやん(^^♪」っていい気持ちになりますよね。
そういう気持ちにしてくれる人間って排除の対象にはならないと思うんですよ。
だから「渡りに船」を提供できる自分でありたいって思うんです。
そのスタートラインが「相手の立場に立つ」ってことだと思っています。
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ロードバイクって本当にいいものですね。肉体的なものだけでなく、精神的にも「身の程」を教えてくれます。楽しくもあり時に残酷でもありますが。
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ロードバイクに乗ると、良いことも悪いこともその人となりが出やすい気がしますね。
だから一緒に乗った人とは仲良くなりやすいですし、時にはイラついたりもします。
それが面白いですね♪
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ロード乗りは天下の往来で遊ばせていただいている。
必要な移動の手段ではなく走行させていただいている。
ボクシングのライセンス持ってる人や格闘技の有段者が街中でむやみに人を傷付けたら、凶器扱いされますよね。
人に迷惑をかけたり危険に巻き込んでは絶対にいけない!
バカが多くて困りますが、マナーを発信し続けましょう!
応援します^ ^
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応援ありがとうございますm(__)m
たぶんね、僕も含めてみんながみんなバカなんですw
普段はちょっぴり賢く装っていますが、楽しいことに夢中になっちゃうとすぐに周りが見えなくなってしまって迷惑をかけちゃうんですよね。
だから大切なのは、自分で自分のバカさ加減を知っておくことだと思います。
そうすればいつでも自分の行動にブレーキをかける準備ができますからねw
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練習会に関係無くその場所(コースは知らないです)を走った事がある俺の意見です。
貴方が言うルール、マナーは正論だと思います。
信号無視や進路妨害をする人が多いです
そんな人達と同じ目で見られるのは不快です
『僕がこれから指摘する行為を行った少数の人物を攻撃する意図もございません。』と書いてありますが、攻撃する意図は無いと思ってるのかも知れませんが攻撃してしまってるのも事実です。
そのメンバーどころか他の練習、ライドで走ってる人も同じ目で見られます。
その辺の配慮が足りないのではないでしょうか?
同じような目で見られたくないのでその場所を走る事を自粛します。
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僕もこれまで西神中央周回コースは自粛してました。
でもこれからはもっと走ろうかと思っています。
だって、一部のなっていない行為のためにちゃんとしている人が走らないなんて「正直者が馬鹿を見る」みたいで嫌じゃないですかw
たぶんあのコースを走る時は厳しい目で見られることになると思います。
でもだからこそちゃんと走ろうって思えますし、常にそうありたいって思うようになりました。
最近始めた“欲張り朝練”もたまには西神中央周回コースでやろうと考えてます。
なので通りすがりさんもよかったら参加してみてくださいねー♪
そのときはちゃんとハンドルネーム、教えてくださいね!
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