オレは豚が嫌いだ。

(前々回からの続きです)

 

AKIRAさんと合流してからも尚、自身の予測ラップタイムより10秒以上早く走り続けていました。

しかし・・・

 

「また雨降ってきた~orz」

 

「水を差す」とはまさにこのことか・・・

せっかくとっても気持ちよく走り続けていたのに。。。

 

「僕は鉄の掟どおり次ピットに入ります!」

夜、視界が悪いという悪条件。

周りは一緒に走ったことのない人だらけという悪条件。

ただでさえ危険が多いミッドナイトエンデューロですから、そこに雨と言う悪条件が加わったならば走り続けるという選択肢は僕の中には既に存在し得ません。

 

もちろん、それまで気持ちよく走り続けていましたから、走り続けたい欲求はありました。

でもその欲求のままに走ってはいけないシーンがあると僕は考えています。

その判断の基準となるのが「後悔の念」です。

 

落車が起こってから、或いはケガをしてから、「あぁ、あの時迷ったけどやめておけばよかった!」なんて言っても後の祭りです。

時間は残酷なほど不可逆で、決して巻き戻すことができません。

こういう後悔の念が沸き上がる可能性が高いシチュエーションでは、できるだけ速やかに走ることをやめる決断が必要だと思うんです。

そのためにも、自分の中でしっかりとした「鉄の掟」を用意しておくことです。

 

「鉄の掟」は人それぞれ違っていてもいいと思います。

例えば、レースで結果を残したい!と思っている方ならば、同じシチュエーションであっても走るのを辞めた方が後悔する可能性が高い場合があります。

所詮素人のレースでそこまでやる必要はあるのか?という疑念は正直ありますが、人の価値観は人それぞれ。

ある程度落車のリスクを負ってでも勝負するべきシーンというものがレーサーという人種にはあるのかもしれません。

そういう人とレース志向の低い僕とでは、鉄の掟は違っていて当然です。

だから鉄の掟は自分で決める!

 

そして自分で決めたこと、他の誰でもない自分が厳守する。

周りの人がどうであれ、それに左右されない自分の行動基準を確立する。

それがなにより大切で、悔いのないロードバイクライフを送る唯一の方法だと思います。

 

ということで、僕は走り続ける他の選手には目もくれず迷わずにピットに入りました。

ピットに戻るなり「帰ってくんの早!」って言われましたが、そんなことを気にはしません。

この決断はひょっとしたら僕を落車やケガから守ったのかもしれないのですから。

実際に雨が降ってきて、周りの選手の動きにちょっと脚が地についていない様な嫌な印象を感じましたしね。

 

ちなみに、AKIRAさんも同時にピットに入ってきました。

それは僕の行動に流されたわけでなく、AKIRAさん自身の決断によるものです。

こういう仲間が身近にいることが僕はとても嬉しい。

 

 

さて、15年位前に友人からもらったある本に載っていた痛烈な言葉を紹介して、短いですが今夜の記事を締めくくりたいと思います。

 

他人のルールに縛られる人間を「家畜の豚」という。

自分のルールを持たない人間を「快楽の豚」という。

どっちにしても、オレは豚が嫌いだ。

 

さて、豚にならずに雨が上がるのを待ちますかね。。。

 

(次回に続く)

 

豚肉は好きです・・・

はい、それは今夜の記事とは関係ねーですw

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2件のコメント 追加

  1. リキ より:

    うーん,意味もよくわかるし,共感できるカッコイイ言葉だけれど,ちょっと「豚」がかわいそう。ホントの豚は愛らしい生き物なんですから。

    いいね

    1. 住友輪業 より:

      まー、けっこうヤンチャしてそうな筆者の本でしたから文章の表現はそれなりでしたねw

      いいね

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